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2006年1月21日

Careless / Stephen Bishop


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:一言でAORと言っても、その実いろいろとカテゴリ(と言うか、様々な要素の割合の大小)に別けられると思う訳です。

ストリングいっぱい、ホーンいっぱい、爽快なギター・ソロあり云々。

ステファン・ビショップ(vo、g、etc..)の本作はと言えば、あまり飾らないSSW系の優しさ(歌詞/メロディ)が最大の武器かと思います。

何はともあれ、大ヒットの[1]は言うに及ばず、フィービー・スノウが自作でゴージャスにカヴァーした[2]など、その才が如実に表われた傑作かと思います。

[10]や[4]など、適度にエレクトリックなポップス調もいい具合にくすぐられる佳作です。

よく見てみると、[4]ではエリック・クラプトンとジェイ・グレイドンがギターのクレジットに!!

また前述以外にも、チャカ・カーン(vo)、アート・ガーファンクル(vo)等が客演して強力に後押し。

みんなビッシュ(この方の愛称ですね)の才に惚れて集まったのでしょうか(^^;

一聴にして70'sの良質なAOR作品である事が判ります。
収録曲
1.On and On
2.Never Letting Go
3.Careless
4.Sinking in an Ocean of Tears
5.Madge
6.Every Minute
7.Little Italy
8.One More Night [Guitar Interlude]
9.Save It for a Rainy Day
10.Rock and Roll Slave
11.The Same Old Tears on a New Background

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