コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2012年8月13日
このイメージだ(^^;
アルバム名:Rising
アーティスト:Rainbow
リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:既にリッチー・ブラックモア先生とロニー・ジェイムス・ディオ以外は総入れ替えが行われたレインボーの2作目。
やはり人気作の1つであるのは、お待ちかねの?スティックを抱いたロック界の渡り鳥コージー・パウエルが参加した事も一因となりましょう。
[1]のイントロやエンディングに向けての「これでもかっ」的なシンセの導入でちょっとコテっとしたスペーシーさ(これも中世イメージの一環?)、何よりも爆裂のC.パウエルのドラムが2作目にしてレインボーのステータスをまた一段上げたと言えば言い過ぎでしょうかね。
程よい明るさの[4]も個人的には好きなのですが、やはり[1]と他曲のギャップが少々大きいのが玉にきずのようにも思えます(それ自体がアルバムの評価を下げるまでのものではありませんが)。
アナログでのB面になるのでしょうが、本作としてのバランスを取れため?かもと思えるのが[5]の流れ。
C.パウエルのタイコからの入り、抑え気味のギターリフとこれにとって代わるようなシンセリフは、まさにレインボー(というかリッチー先生の?)中世的な暗さをうまく衝いているのではなかろうかと思います。
因みに歌詞は何となく中世というよりもっと古い時代を感じさせるもののようです(なんか、奴隷が石積み上げて・・・みたいな)。
これを受け継いでのシメの[6]では一転してアップテンポなギターリフでグッと押してくる・・・ここもシンセのウニョウニョを前に出しつつ、その実、耳は後ろの爆裂ドラミングをしっかり捉えておりますよ(笑)
確かに爽快ですわ、こりゃ・・・ギター、ドラム、キーボードによる三位一体で比較的大きな(長めの)曲を進めてゆく・・・'70s中期辺りからのハードロック美のようなものが非常によく判る作品だと思います。
こういう風な作品には、このディオという人の歌い方、声がものすごく合うのですねぇ・・・正直、あまり得意なタイプのヴォーカルではなかったのですが、こうしてじっくりと聴き始めると・・・なるほどと思わせてくれます。
閑話:
レインボーの有名曲の1つ[Catch the Rainbow]。ジャケのイメージから本作に収録されているとばかり思っていましたが、前作(デビュー作)に収録だったのですね(^^;
収録曲:
1.Tarot Woman
2.Run With The Wolf
3.Starstruck
4.Do You Close Your Eyes
5.Stargazer
6.A Light In The Black
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿