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2012年8月16日

レコファン池袋も閉店間近とか


近くに住んでいる&通勤途中経路ということで、池袋へはよく足を運びます。

今日も野暮用で池袋のデパートで買い物をした足で、近くの中古レコ屋の1つ(レコファン)を覗いたら、店内に「10月上旬目処で閉店」という張り紙が?!

☆ ☆ ☆


ディスクユニオン、だるまや、ココナッツディスク、まだ池袋にはいくつか中古レコ屋はありますが、ストリーミングやダウンロード販売が主流になった音楽産業の中では、店舗で中古メディアを販売するっていうスタイルも限界なのかなぁと・・・

☆ ☆ ☆

池袋タワレコや同HMVなど新品メインの店舗も存在しますが、それこそ5年10年前と比べると、考えられないくらいフロア規模は縮小されています。

実際、同系のWAVEは閉店してしまいましたが、晩年は「いったい、この店舗に来る人は何を求めてくるのだろう?」と素人(小生)が思うほど品揃え、品数は最悪の状態でした。

☆ ☆ ☆

一方で、あの手この手で「売り逃げ」に近いようなセールスでミリオンを軽々手にしている音楽関係者もいるようで・・・

まぁ歌って踊っている本人たちは初めからそんな事考えもしていないでしょうが・・・(苦笑)

寧ろプロデューサー側の思惑が、その昔、ビックリマンチョコのシール欲しさに中身を捨てていた小学生の行動をそのままCDセールスとして焼き直しにピタリと一致しているようで・・・

そうした流れも、それにのっかているリスナーにも微かな危うさも感じたりしています

☆ ☆ ☆

一介の音楽好きオヤジが気を揉んだところで何が始まる訳ではないのですが、もう少し味のある音楽を、気長に楽しめる音楽を、売る事ではなく聴いてもらうことを考えた音楽を、あと何十年か人生にあっての趣味として楽しめたらいいなぁ・・・そんな思いの一日でした。

4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    今やCDなんか買うのは40歳以上だけ
    なんだそうですよ(苦笑)
    これは未だ自分の考えを整理してませんが
    記憶媒体のメディア容量が
    人間の受容能力を遥かに超えてしまった
    ことに問題があるように思います。
    オフィシャルではないと思いますが
    最近ロシア製でアーチストの全アルバムを
    MP3変換で収録したものが500円ぐらいで
    売られているのですが
    いちどきに10枚も20枚ものアルバムを
    聴きこなせるわけがない(苦笑)
    ただし嬉しい誤算もあって
    CDは売れないけど
    ライヴは盛況らしいのです。
    (ちょっと正確かどうか分かりませんが)
    もうスタンディングのロックコンサートには
    とても足を運べませんが隣街の喫茶店
    みたいな小さな所で、かなり近距離で
    昔憧れたアーチストの生歌を聴けるのは
    とても良いなと思っています。
    ただもう最近の音楽に全く興味がない私には
    どうでもいいのですが、今後、長きに渡って
    多くの人に親しまれ歌われ続ける音楽が
    生まれるのか?その点は非常に
    懐疑的ではあります。

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    1. コメントありがとうございます。

      未だCD(ブツ)が手元にないと不安で仕方がない44歳です(笑)
      アナログ(LP)はトータル40分前後を2分割している点で、
      人が興味を持って集中リスニングできるのはせいぜい20分前後
      がピークなのかなぁと思ったりします。

      面白くてもそうでなくても、20分すれば一先ず切れる。
      次に進むもよし、気分が乗らなければ盤を変えるもよし。
      この感覚(間隔)が、同じ収録時間のCDであっても根本的に
      異なる点なのだと、誰かが言っていました。

      大容量の携帯音楽プレーヤーに「好きな曲だけ」詰め込んだ
      はずなのに、結局、聴かない曲が山のように出てくる。
      面白いですね、人間って(笑)

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  2. 私は以前学生時代に池袋店でアルバイトしていました。まだフロアが一階と二階だった頃のお話です。
    店長に「好きなの聴きながら働いてね」と言われ、入荷したての販促用CDを延々ループさせたり、好きな曲を掛けたら「これ、なんてバンド?」ってそれを買ってくれたお客さんがいたりして、そこからつぎのおすすめ教えたり、教えてもらったり・・・音楽は人を結んでたと思います。
    そして閉店のはなしを聞いた時、私には物凄い後悔が押し寄せました。なぜなら私は音楽を聴くのはやめなかったものの、以前に比べはるかにCDを買わなくなっていたからです。なんだか、ごめんなさいと言う気持ちです。
     今よりはるかにお金の無かった学生時代に食費を削ってまで買っていたCDやLP。豊かになったはずなのに買わないのはなぜでしょう。
     昔は良かったなんて言いたくありませんが、新譜のコーナーや視聴機にへばりついていた人たちは一体どこへ行ってしまったのでしょう・・・わたしと同じように「あーなつかしー」とか言いながらユーチューブでもみているのでしょうか。
     レコード屋は音楽を売っているはずなのに、今じゃブック○フより静かに感じます。新しいCDを置いてるのに、時代遅れに見えてしまいます。なんだか悲しいです。 
     そして音楽を作る側も気合が足りない!だから、ちゃんと音楽を聴ける人が減ったのかもしれませんね。
     
     「あれ聴いた?」
     「いいよねー」
     
     そんな会話がそこら中でまた聞こえる時が来るといいですね(泣)
     
     
     

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    1. あじこ さん、コメントありがとうございます。

      そうそう、昔は2フロアでボリュームもあって
      良かったですよねぇ。
      当時バイトされていたなら、知らない内に
      接近遭遇していたかも知れませんね。
      #そうそう、池袋より先に新宿ペペ店も無く
      #なっていたのですね(嗚呼)

      縞梟さんからのコメントにもありますが、新品で
      あれ中古であれ、もうメディアを購入するという
      行為自体が(特に若年層には)マイナー化
      しているように思います。

      時代の流れに棹差す訳ではありませんが、
      それでも何と言いますか「味」のない音楽の
      楽しみ方のような気がしてなりません。

      中学・高校時分は、FM番組の雑誌を買い、
      日々エアチェックに余念のなかった世代?
      としては、なおさらです。
      中古ショップは廃盤探しという「至高の行為」
      を楽しむ上では不可欠なのですが、そういう
      行為の面白さすら、もう判ってくれる世代は
      僅かなのかも知れません。

      音楽など(聴く分には)何をあれこれ他人から
      言われる筋合いのモノではないのですが、
      これでは50年100年後に残したい音楽
      など、これから本当に出てくるのか甚だ疑問です。

      これを機に、また、いろいろとコメント頂ければ
      うれしいです。

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