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2012年8月13日

Islands / King Crimson


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:別段、苦手意識払しょくの為のリーチではないのですが(^^;、安売り棚にポツリンと置かれていたのでレスキューしました(笑)。

ただ、紙ジャケなのがねぇ・・・個人的には紙ジャケ不要派です(苦笑)

キング・クリムゾンは本当に1stくらいしかまともに聴き通した作品がなく、また、次の一手に失敗したため?ずーっと足が遠のいていました。

ここで聴こえて来た音は、もうまったく小生の知るクリムゾンの感触とは異なるもので、曲によって(部分的ですが)はアヴァンギャルド/フリージャズに聴こえても不思議ではないようなものもありました。

ロバート・フリップさんのギターが絡んでいる点で、まだジャズ・ロックというコンテキストから対峙することは可能ですが(笑)、それがなきゃ、アヴァンギャルド/フリージャズって銘打ってジャズ棚に置いてもいいかも知れません。

実際のところ、ちょくちょく参考にしているジャズ本/フュージョン本をして本作を「ジャズロックのコンテキストから聴くべき一作」と位置付けていたのが頭にありました。

実際に耳にしてみると、まぁ、その感触は判らずもありませんが、やはりプログレッシヴロックのそれだよなぁというものでした。

イメージとしてのジャズロック程に古色、テーマとインプロの繰り返しといったものが鼻につく訳でもなし、むしろ、(小生的には)そのメロディ部分で十分にプログレッシブ・ロックとしての―小生のイメージにある(笑)―クリムゾンが認識出たかなぁと思います。

閑話:
そこまでの内情を楽曲からくみ取れる程の耳は持っていないのですが(^^;、同封のライナーノートによると、同時期のバンド内は危機的な状況だったようですね。

'69年の<In the Court of the Crimson King>から本作まで僅か2年少しな訳ですが、オリジナル面子が(R.フリップ以外)誰もいないという回転の早さも良いのか悪いのか・・・
収録曲
1.Formentera Lady
2.Sailor's Tale
3.The Letters
4.Ladies of the Road
5.Prelude:Song of the Gulls
6.Islands

2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    クリムゾンファンですら後手に回る
    この時期から手を出す度胸に◎です(笑)
    この時期はスタジオよりもむしろ
    ライヴの方がお薦めです。
    (EARTHBOUNDが有名ですが音が悪いので
    Ladies of the Road辺りが良いかなと)

    豆知識としてメンバーが流動的だった
    この時期、ブライアン・フェリーが
    本アルバムのボーカルオーディションを
    受けて落ち、このアルバム後フリップ翁に
    お払い箱にされるピート・シンフィールドに
    拾われてロキシー・ミュージックを
    結成するという経緯があります。
    (PS)
    私は紙ジャケよりもむしろ収納に難儀でかつ
    壊れやすい紙デジパックをとにかく
    何とかして欲しい派です(笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      そうなのですか・・・全く気にせず突っ込んで行きまして・・・
      #素人は怖いですね、まったく(笑)

      もしジャズロック色がもう少し濃く堪能できるようでしたら、
      この時期のモノをもう1つ2つ行きたいなぁと思っております。
      プログレッシヴを今から攻めようなど大胆な事は(今のところ)
      考えておりませんので、あくまでジャズロックのコンテキストで
      楽しめればなぁ・・・という感じです(笑)

      あと、'80sのクリムゾンも聴かねば・・・ですね。
      買ったまま放置されている<Three of a Perfect Pair>
      です(汗)

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