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2012年8月5日
アーティストとしてのジャコを
アルバム名:Word of Mouth
アーティスト:Jaco Pastorius
リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:これまでのところ、ベース奏者/アーティストとしてのジャコ・パストリアスに特段の関心を払ってきた訳ではありませんが、ジャズ/フュージョンといった音楽を聴いていれば自ずとその影響力やジャコ評のようなものも耳に入る事にはなります。
ウェザーリポート側からのアプローチでジャコの演奏を聴き、流れは自然とジャコのソロ作へと向きましたが、小生の視点がポップ/ロック者からのそれであった事からか、それ程「ぐっ」とのめり込むまでには至りませんでした。
恐らくはもっともっとハッピーにブリブリとベースを鳴らしているスタイルなら、またジャコに対する対峙の姿勢も変わっていたかも知れませんが(笑)
とは言え、その演奏スタイル/技術に加えあの独特のフレットレスベースの音色は本当に気持ちの良いものであり、近視眼的な楽しみ方ではありますが、そういう箇所を選り好んで聴いている節もあります>小生
もとい。良く知られているように、ベーストラックを個別の演者に聴かせて収録し、後にこれをコラージュして作ったような[1]ではジャコの考えている音楽に対するイメージ・創造性に驚くと共に、メタリックなサウンドを散りばめた[6](ギターリストのレジストリがないところをみると、ベースにディストーションをかけてギターっぽく聴かせているようですね)や、ふと微笑がこぼれそうな[7]の優しさのようなものまで、アーティスト ジャコ・パストリアスの才が詰め込まれた作品。
とは言え、個人的には演者としてのジャコを望んでいる割合が多いので(^^;、ソロベース作品のようなものを聴く方がよかったのかも知れません。
トゥーツ・シールマンス、マイケル・ブレッカー、トム・スコット、ウェイン・ショーター等など、多くの著名実力派のアーティストが参加しています。
収録曲:
1.Crisis
2.3 Views Of A Secret
3.Liberty
4.Chromatic Fantasy
5.Blackbird
6.Word Of Mouth
7.John And Mary
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