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2007年1月28日
Outlandos d'Amour / Polics
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:ギター、ベース、ドラムスという最小編成によるロック・バンドと聞くと、スカスカのストリート・バンドか大音量で鳴らしまくるハード・ロックか・・・
小生の狭い料簡ではせいぜいそんな想像しか出来なかったのですが、ポリスが見せつけた(知らしめた)ものの1つは「三人で出せる音の妙、出来る最高の音楽」といったものではなかったと思う訳です。
最小編成故のシャープさは言うに及ばず、達者な技量と、殊に、スティング(vo、b)の強力なキャラクタは、時代における最良のバンド形態斯く在るべしを強く示したものだと思います。
R&B、パンク、レゲエ、、多種の音楽にインスパイアされていながらも、一聴すればポリスである事を判らせる個性はこのデビュー作にしてほぼ完成の域に達しようかという勢いです。
後年、U2のエッジにおいて、そのギター・サウンド/スタイルが非常にアカデミックに取り上げられましたが、世が世なら、アンディ・サマーズ(g)のそれももっともっと大きく扱われても不思議ではなかった事でしょう。
また、スチュワート・コープランド(ds)のキレのいいプレーもカッコいいのです。
こんなプレーを聴かせるドラマーというのも、結構、居そうで居ないタイプですよね。
ポスト・パンク(?)から出て、音楽的成長をしてゆくポリスの輝かしいデビュー作です。
収録曲:
1.Next to You
2.So Lonely
3.Roxanne
4.Hole in My Life
5.Peanuts
6.Can't Stand Losing You
7.Truth Hits Everybody
8.Born in the 50's
9.Be My Girl - Sally
10.Masoko Tanga
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