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2007年1月21日

Spice of Life / Marlena Shaw


リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:ジャズ/ソウル/R&B etc..とヴァーサタイルなスタイルでの強みを持つ歌姫、マリーナ・ショウの'69年作品。

レーベルのカラーやスタイルからすれば確かにジャズのコンテキストになるのでしょうが、これが一筋縄では行かない(^^;イカした内容になっています。
冒頭[1]ではいきなりヘヴィーな内容の歌詞、ブラックネス全開といったリズムと何故か耳を捉えるカリンバの音に、以降への期待度が膨らみます。

何故か軽い郷愁を誘うようなメロと演奏、M.ショウの歌声があまりにもマッチする[3]。

もし「なんか、暗くない(重くない)?」、と思われ始めたら、[6]や[7]を聴いて頂きましょう。

踊れるでしょ? ハッピーな気分になれるでしょ? (^^;

「♪ゲン、ゲゲ、ゲゲン、ゴンゴン・・・♪」で打ちのめされてください(^^;

R&B、ソウル、ゴスペル、ビックバンドジャズ、(ソフト)ファンク・・・何れもが非常に洗練された感じの楽曲が並び、先ずはその質の高さに驚かされると思います。

'74年の<Who Is This Bitch, Anyway?>は人気・内容とも別格の作品ではありますが、本作を含み、'60s末辺りからの作品にあるソフト・ファンク的な何とも言えないレア・グルーヴ感は大変気持のいいものです。
収録曲
1.Woman of the Ghetto
2.Call It Stormy Monday
3.Where Can I Go?
4.I'm Satisfied
5.I Wish I Knew (How It Would Feel to Be Free)
6.Liberation Conversation
7.California Soul
8.Go Away, Little Boy
9.Looking for Through the Eyesof Love
10.Anyone Can Move a Mountain

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