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2007年1月3日

Michel Colombier feat. Jaco Pastorius / Michel Colombier


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:マイケル・ボーディッガー(synth、p)、マイケル・ブレッカー(ts)、ラリー・カールトン(g)、ピーター・アースキン(ds)、スティーヴ・ガッド(ds)、ハービー・ハンコック(synth、p)、レイ・パーカー,Jr(g)、リー・リトナー(g)、トム・スコット(lyricon)、そしてジャコ・パストリアス(b)。

ビッグ・ネームを挙げるだけでも、これだけの面子が会しています。

ミシェル・コロンビエ自身は映画音楽なども手がける仏の有名なコンポーザーですが、フュージョン系アーティストを大量に導入した結果として、本作については稀に見る高水準なフュージョン作品に仕上がっています。

元はL.カールトンとの共同作品という提案だったとの事ですが、類は友を呼び(?)、結果的にはファースト・コールの大物が続々と集った形になったのでしょう。

テクニカル的な面が勝ち過ぎているフュージョン作品も、それはそれで、個人的には批判しません。

が、本作のようにイージーリスニングに落ち込まず、各面子の技量も発揮されている作品という形態は何とも面白いものかと思います。

楽曲の良さはM.コロンビエ自身のキャリアから充分に保証されるものである点を踏まえ、特にJ.パストリアスの滑らかなベースプレーが非常に際立つ曲に惹かれます。

[9]でのL.カールトン&J.パストリアスのプレーに落涙(^^;

残念ながら、同種の企画は本作限りになってしまいましたが、時代に敏感であり、ここに集った面子のみならず、フュージョン系アーティストが本当に活発に活動できた時代にあってこの作品が残されたことの意味は大きいのではないでしょうか。
収録曲
1.Sunday
2.Take Me Down
3.Dreamland
4.Queens Road
5.Overture
6.Bird Song
7.Layas
8.Do It
9.Spring
10.Dancing Bull
11.Autumn Land

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