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2007年1月13日
Live / Donny Hathaway
リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、ロバータ・フラック etc.. '70s初頭辺りから起こったニュー・ソウル・ムーヴメントでは、これらアーティスト以外にも多くの有能なアーティストが輩出された訳ですが、ドニー・ハザウェイ(vo、p、el-p、org)も大きく扱われる一人。
本作は多くの音楽ファンが口を揃える傑作。
ソウルのライブと聞くと、熱気ムンムン・汗ダラダラという典型的なイメージがあるのですが、ここにあるのは-確かに熱を帯びた声援はありますが-非常にクール&スマートなイメージです。
盛り上がっていない、という意味ではありません。誤解なきようm(_ _)m
万人の耳に馴染む[1]や[4]があるかと思えば、[2]に代表されるようなフツフツと湧きあがるメッセージとそれを表現する長めのインスト・プレイなど、正に新しいソウルのイメージを体感できる作品に仕上がっていると思います。
実際には[1]-[4]、[5]-[8]は別ライブ/別メンバーによるものですが、細かな点に気を取られるより、全体を通じてその「クールな熱気」を味わってみてください。
とか何とか言いつつ、個人的にはギタリスト・フリークなので(^^;、前半(フィル・アップチャーチ)と後半(コーネル・デュプリー)のギター・プレーを密かに楽しんでいます。
余談:
D.ハザウェイ自身は、本作のセールス的な成功とは別の部分に対しては不満点も持っていたとの事。
それを払拭するためのエフォートが、今後の作品で展開されて行くことになります。
収録曲:
1. What's Goin' On
2. The Ghetto
3. Hey Girl
4. You've Got A Friend
5. Little Ghetto Boy
6. We're Still Friends
7. Jealous Guy
8. Voices Inside (Everything Is Everything)
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