コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2007年1月1日
Avalon / Roxy Music
リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:英国的ロマンティズム、伝説への憧憬、そしてブライアン・フェリー(vo)の美意識といったものが並列的に(明確に)存在しつつ、それを「クサい/ダサい」と思わせないセンス。
ロキシー・ミュージックという共同体が最終的に辿り着いた「粋」というのが本作だったという事でしょうか。
小生は嗜好性の違いからか、全盛期のロキシーミュージックを好んで聴いていた訳ではありませんでした。
が、それでも本作から感じられる音楽としての「高み」に登りつめたロキシー・ミュージックは、これで永遠にロックの歴史に銘を刻みつけたと言って言いかもしれません。
[1]から[3]にかけての流れからエンディングの[10]に至るまでの無駄の無さとその滑らかさ。
ロックに「気品」という単語はあまり似つかわしくないのでしょうが、何となくそんな単語すら恥ずかしげも無く使えてしまうように思います。
確かに後年はロキシー・ミュージックは単なる看板としての役目しか果たして居なかった(≒B.フェリーのワンマン・バンドだった?)としても、ロキシー・ミュージックと同じ高みに辿り着いたバンドが他に無いとすれば、やはり偉大であったと言わざるを得ないでしょうね。
収録曲:
1.More Than This
2.Space Between
3.Avalon
4.India
5.While My Heart Is Still Beating
6.Main Thing
7.Take A Chance With Me
8.To Turn You On
9.True To Life
10.Tara
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿