アーティスト：Boston
リリース：1978年
評価：★★★★
コメント：タイトル曲の[1]が全てを語るかのようになボストン・サウンドを詰め込んだ彼らの２作目。
船長、もとい、リーダーであるトム・ショルツ(g、b、key etc..)の職人気質をして、デビュー作から２年を要してリリースされた本作は、その奥行きと共に広がりを伴った特徴的なスペーシー・サウンドを決定付けました。
当時のアルバム（アナログ盤）の見開きジャケット内には、「No Synthesuzers Used, No Computers Used」とクレジットされていました。
「丹精込めて作っております、はい」って感じで、これも職人気質の故のこだわりでしょうか(^^;
悪くすると完全なワンマン・バンド、否、ボストン自体がT.ショルツのイメージを具現化する再生装置という事になるのかも知れませんが、何れにせよ、ブラッド・デルプのパワフルでハイなボーカルも、バリー・グドローのツインギターがあってこそのボストンであるに違いありません。
アメリカン・ロックの明快さに加え、ハードながらもインテリジェントな音作りは、新しいアメリカン・ロックの一派としてその最右翼にいたといってもいいかも知れません。
収録曲：
1.Don't Look Back
2.The Journey
3.It's Easy
4.A Man I'll Never Be
5.Feelin' Satisfied
6.Party
7.Used to Bad News
8.Don't Be Afraid
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