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2009年3月21日
Step by Step / Steps
リリース:1981年
評価:★★★★★
コメント:ポスト・フュージョンと言うのかポスト・モダンジャズと言うのか判りませんが、何れにせよ'80s初頭に結成された最も優れたグループの1つがこのステップス(後にステップス・アヘッドに改名)ではないかと思います。
本作は名目上はファーストアルバムですが、これに先立って六本木ピットインでのライブ音源があり、若き日の渡辺香津美氏(g)がゲスト参加していた事が知られています。
因みにこの六本木ピットインのライブ盤も素晴らしいです。
マイケル・ブレッカー(ts)、マイク・マイニエリ(vib)を中心に、エディ・ゴメス(b)、ドン・グロルニック(p)、スティーヴ・ガッド(ds)といった当代きっての名手達が集結し、ポストXXXに向かっての音を創っています。
後期ステップスはある意味でフュージョン的な部分がもう少し入ってくる作品も出しておりそれらも好きではあります。
しかし、先ずはこれら初期作品を聴いて彼らの力量の程に圧倒されるのも悪くありません(寧ろ、自然な入り方でしょうか)。
収録曲は全5曲で何れも甲乙つけ難い演奏を繰り広げてくれていますので、なかなか1つ2つを限定してピックアップするのは容易ではありませんが、頭一つリードしている位の差で極々個人的な好みだと[2]、[3]が好きです。
(現時点では)入手し易い作品という訳ではありませんが、入手して損のないいい作品かと思います。
こうした素晴らしいグループの作品を日本が主導で作成・記録した事に、ある種の誇りを覚えることもあります。
ガラクタ音楽の詰め合わせのようなコンピ盤をリリースするくらいなら、こういう作品の再発・CD化に力を注いで欲しいです。
収録曲:
1.Uncle Bob
2.Kyoto
3.Belle
4.Bullet Train
5.Six Persimmon
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