評価：★★★★
コメント：正直、このグループもリアルタイムでは見逃していたグループの１つです。
偶々、エディ・ブリュケル（＆ニュー・ボヘミアンズ）の作品を聴いていた際に、同じような感触を持つグループかなぁ･･･という事で、この10,000マニアックスに辿り着きました。
前作＜In MY Tribe＞がかなりのヒットとなった為、そちらを代表作に推す方も多いかと思いますが、彼らの５作目である本作もかなり充実した内容ではないかと思います。
紅一点のリードvo、ナタリー・マーチャントの声質が非常にこの手のネオ・ギター・ポップ的なサウンドとマッチしており、また、彼女が綴る歌詞が非常に社会的なメッセージを含んでいる事も重要な要素かもしれません。
少なくとも日本ではそれほどメジャーに扱われていたような記憶はないのですが、今更ながらと思いつつこうしてN.マーチャントの歌に聴き入っています。
閑話：
奇妙な符合（？）ですが、E.ブリュケルがニュー・ボヘミアンズから独立したように、N.マーチャントもこの後グループから独立することになります。
やはり才女は強く生きるって事を身をもって示すものなのでしょうか。
収録曲：
1.Eat for Two
2.Please Forgive Us
3.The Big Parade
4.Trouble Me
5.You Happy Puppet
6.Headstrong
7.Poison in the Well
8.Dust Bowl
9.The Lion's Share
10.Hateful Hate
11.Jubilee
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