コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2009年3月1日

Good and Plenty / John Faddis


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:'70s初期にチャールス・ミンガスのコンボへ参加(この時、18歳!)した事で一躍その名を知らしめたジョン・ファディス(tp)。

私自身はその頃の音は全く知らないのですが、'70s後期辺りから多くのクロスオーバー/フュージョン系の作品クレジットにその名前を見る事でこの人の名を知りました。

本作は、J.ファディスをメインにフュージョン系プレーヤーとヴァイオリン/チェロなどストリングを加えた大編成なオーケストラを配したジャズ/フュージョン作品となっています。

アンソニー・ジャクソン(b)、スティーヴ・ガッド(ds)、ジョン・トロペイ(g)、ジェフ・ミロノフ(g)といった人達の参加も然る事ながら、アレンジャー/コンダクター(兼プレーヤー)としてレオン・ペンダーヴィス(key)が大きな役割を果しているようです。

[4]のようなクラシック作品のアレンジもあれば、[7]のような幾分ハードなフュージョン(マイケル・ブレッカーのtsもGood!)もあり、なかなかに楽しい作品です。

自らが意欲的に5曲を書き、得意のハイ・ノートをビシバシとヒットさせる辺りは、聴いていて気持ちのいいものです。テリー・クラークやディジー・ガレスピーを敬愛するJ.ファディスが伸び伸びとしている様が浮かんできます。
収録曲
1.Ridin' Easy, Ridin' High
2.Good and Plenty
3.Everything Must Change
4.Promenade (From Pictures at an Exhibition) [From Pictures at an Exhibition]
5.Western Omelette
6.Slow Walkin'
7.Razor Blade
8.Baker Street

0 件のコメント:

コメントを投稿