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2009年3月1日
Romeo & Juliet / Hubert Laws
リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:'70s早くにクロスオーバー/フュージョン系フルート奏者としての名声を確立したヒューバート・ロウズの'76年作。
H.ロウズ作品では何と言っても<Chicago Theme>が有名どころの筆頭かと思いますが、
本作は彼がCTIレーベルを離れCBSレーベルからリリースした最初の作品となり、プロデュースにはボブ・ジェームスがこれにあたっています。
アルバムタイトルになっている[4]は、言わずと知れたチャイコフスキー作曲のクラシックナンバーですが、H.ロウズのflはモダンに、そしてセンチメンタルに鳴っています。
また[5](H.ロウズ作)はボーカル入りでライトな感じのR&Bサウンドっぽく、続く[6]はイントロのベース+クラヴィネットがなにやらファンク的な感触も与えるスロー&メロウな、これもなかなか時代を感じさせるチューンになっています。
'70s中期辺りのクロスオーバー・サウンドがお好きな方には、ある程度の満足度は得られる作品ではないかと思います。
とは言え、恐らく、今後CDなどで入手されることは難しいかと思います。
USED価格も安くはありませんし…。私もアナログでしか持っていません。
因みに、[4]でgを弾いているのがスティーヴ・カーン氏だった事が入手の動機でした。
あまり目立ったプレーではないのですが(^^;
収録曲:
1.Undecided
2.Tryin' to Get the Feeling Again
3.Forlane
4.Romeo and Juliet
5.What Are We Gonna Do?
6.Guatemala Connection
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