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2005年5月11日
Izipho Zam / Pharoah Sanders
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ファロア・サンダースの'73年作品(録音自体は'69年)。
時期的にはインパルス時代かと思うのですが、本作はストラタイーストからのリリースです。
やはり個人的にP.サンダースに求めている音・楽曲は[1]に代表されます。
ある時は精神を強力に高揚させ、またある時は鎮静させる、なんだかナチュラル・ドラッグとも呼べそうな(^^;この音!なのです。
音楽的な定義に当てはめるとおかしいかも知れませんが、ファンクのように比較的単調なメロディとビートの繰り返しに大いなるグルーヴを感じる私のような輩には、ある意味、P.サンダースの楽曲もそれと近い感覚で聴いているのかも知れません。
レオン・トーマスのvoも極楽的に響いてきますし、「怪しい神々しさ」という所に惹かれたりします(^^;
また、本作ではgにソニー・シャーロック(この人もある意味強力ですね)がクレジットされています。
[2]で全員がカオス?に突入する最中、ここ一番!と暴れまくります。
言われてみれば、今まで聴いた範囲での他のP.サンダース作品でgが大きくフィーチャーされている作品って・・・ちょっと思い浮かばないのですが、ここでのgは間違いなくいい要素になっていると思います。
ロニー.L.スミス(p)、ソニー・フォーチュン(as)、セシル・マクビー(b)と、他の面子もかなり強力です。
CD帯には「ポスト・コルトレーン期最強のグループ」云々と書かれていますが、確かに、突進力というか勢いの強さは随一かも知れません。
他作でプレーしているジョン・ヒックスが好きとか、ノーマン・コナーズがいいとか、リスナーの意見はいろいろあるでしょうが(^^;
収録曲:
1.Prince of Peace
2.Balance
3.Izipho Zam
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