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2005年5月5日
MUSA / Stanley Cowell
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:マックス・ローチだったかのアルバムに収められたいた曲(スタンリー・カウエル本人も参加)でこの人の音を知り、即座に「これは聴かねば!」と思い立ったのが始まりです。
良くも悪くも直情的に影響を受けます(^^;
本作は'73年録音のピアノソロ作品ですが、恥ずかしながらピアノ・ソロというフォーマットで聴くジャズ作品は本作が初めてです。
無論、本作の背後にある「'70sの変わりつつあるジャズ」の影や、ストラタ・イーストというレーベル・カラーに見られる「スピリチュアル&ブラック・アイデンティティ」という要素を期待したことは言うまでもありません。
が、ピアノ・ソロというフォーマット上、他アーティストの同系諸作とは全く異なる印象を受けました。
静かに流れてゆくS.カウエルのピアノに、イメージ的な「熱さ」はないのですが、底に秘めたる意思は<MUSA>というタイトル(副題の<Ancestral Streams>という言葉も然り)に集約されているのでしょう。
逆に言えば、先述の「『スピリチュアル&...』という点を表面的な音に期待するだけではだめですよ・・・」と言われたような気がして、反省しきりです。
収録曲:
1 Abscretions
2 Equipoise
3 Prayer for Peace
4 Emil Danenberg {from "Illusion Suite"}
5 Maimoun {from "Illusion Suite"}
6 Travelin' Man
7 Departure No. 1
8 Departure No. 2
9 Sweet Song
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