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2005年5月8日
Brazilian Tapestry / George Muribus
リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:キーボーディスト/ピアニストであるジョージ・ムリバス(p、el-p)の'76年作品。
アズテカ(ラテンロックバンド)に在籍していたとの事ですが、当時の音は未聴です。
敢えて「キーボーディスト/ピアニスト」と書いた意味は、本作の形態とそこででのG.ムリバスのプレーを聴いて頂ければ納得かと思います。
アナログでいうところのA面(CDの[1]-[3])では、パーカッションの響きとV.デンハムのテナーサックスがスピーディーに展開される[1](デオダード作)やポップナンバーの[2]など、クロスオーバー/フュージョン的な音作り。
B面(CDの[4]-[7])では演奏編成を一変して、ピアノトリオという体裁になっています。
バラードでの美しいタッチも速いパッセージでの目まぐるしく動くフレーズも素晴らしいと思います。
別段、エレクトリックとアコースティックを使い分けるプレーヤー(そのスタイル)が珍しいという事ではなく、双方ともに卓越した腕を遺憾なく発揮しているという点と、それを一枚の作品にこれ程しっかり表現していると言う点に驚かされる訳です。
ウォーレン・バーンハートやドン・グロルニック(何れも私の好きなプレーヤーです)にも同じ感触を覚える訳ですが、G.ムリバスの本作は良い意味でもっと「その気(け)」が強いですね(^^;
収録曲:
1. Brazilian Tapestry
2. I Won’t Last A Day Without You
3. The Dolphin
4. Pocrasni
5. Diminishing Returns
6. Night Flower
7. Alon
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