コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2005年5月1日

The New Quartet / Gary Burton


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ラリー・コリエル氏からのつながりでゲーリー・バートン(vib)を知った私の場合、やはりと言うか好みの音は'60s末から'70s初中期にかけての実験的とも表現できそうなカテゴリを越えた音のブレンドにあります。

先のL.コリエル氏を迎えて作成された<Duster>以降の数作品は今でも好きな作品ですが、本作も負けず劣らずの作品かと思います。

ミック・グッドリック(g)、エイブラム・ラボリエル(b)、ハリー・ブレイザー(ds)をメンバーに据えた辺りに何やら秘策?があったのかも知れません。

G.バートンのクリアに響く音も然ることながら、先ず注目はベースのA.ラボリエル。

元々オールラウンドなセッションマンではありますが、本当に素晴らしいプレーを聴かせてくれています。

[1]、[6]、[8]等でハードなソロを楽々とこなす辺り、流石にマイ・フェイヴァリット・ベーシストの一人です。

また、H.ブレイザーのドラムもかなりきてます。

私にとっては初見のプレーヤーなのですが、本作のようにおよそストレートなジャズには当てはまらないであろう(^^;各楽曲において、十分にクロスオーバー的/ロック的(?)なニュアンスを出しつつ、決して大暴れしないという憎いほどのクールさ。

[4]でのプレーのカッコいいことといったら・・・。

この面子、大正解ではないですかね?

最近の作品は少しも聴いたことが無い私ですが、それはそれとして、やはり好きな所はこれからも「攻めて」いきたいと思います(^^;
収録曲
1. Open Your Eyes, You Can Fly
2. Coral
3. Tying Up Loose Ends
4. Brownout
5. Olhos De Gato
6. Mallet Man
7. Four Or Less
8. Nonsequence

0 件のコメント:

コメントを投稿