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2005年5月28日

Brown Rice / Don Cherry


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:今の今まで、ドン・チェリー(tp、elp、voice)の音を聴いたことがありませんでしたが、某所で紹介されていた本作に妙に好奇心を煽られて堪らずに入手(^^;

そして、その1曲目、タイトル曲[1]が耳に飛び込んでくるや否や、既に意識の半分近くはD.チェリーの世界へ引きずり込まれていました(^^;

何なのでしょう、この感覚。

フリージャズと言った時の「いがらっぽさ」もなく、フリー・ファンクの弾け方とも違うような・・・

ディープに響くボイスと低く唸るように繰り返されるフレーズ。

私の拙い文章からだと「なんだか、面倒くさそうだなぁ」と思われるかもしれませんが、全く逆です!

うーん・・・私の狭い見識から強引に「近いもの」を挙げるとすると、マイルス・デイビスの<On the Corner>を聴いたときの感覚に幾ばくか似ているかなぁと。

ワウワウをかませたギター・・・のように聴こえるのは実はベースらしいです。

因みに、ベースはチャーリー・ヘイデンです。

また、ブラック系の要素だけでなく、ワールドワイドと言うか、無国籍っぽい香りが漂う上に、D.チェリーのトランペットが奔放に鳴り渡ります。

いや、参りましたm(_ _)m

まだまだ知らない、聴かないでいる音楽は山ほどあるんだんなぁ・・・と。

前後作品も含めて色々と聴いてみたいと思いました。
収録曲
1.Brown Rice
2.Malkauns
3.Chenrezig
4.Degi-Degi

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