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2005年5月14日
Mutima / Cecil McBee
リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:ここ最近よく聴くファロア・サンダース作品。
その作品の幾つかで印象的なプレーを聴かせるベーシストとして、私はこのセシル・マクビーの名前を知りました。
何時もの事ながら、「この人のリーダー作品も聴いてみたいなぁ・・・」という事で、先ずは本作を入手しました。
アナログ盤で言うところのA面([1]-[3])はフリージャズの香りを強く感じさせる音。
特に[1]や[3]でそれが顕著であるのに対して、B面は柔らかい(優しい)楽曲を並べた構成になっています。
本作に限った話ではありませんが、一度や二度聴き通したからと言って、気の利いたコメントを書けるような代物ではないことは判っています。
とは言え、やはり初めて接したアーティストの作品から受けた第一印象は、良い意味で大切にしたいと思っています。
時が経って聴き返した時に、どれ程印象が変わっているか(変わっていないか)、そんな楽しみ方もありますから(^^;
嵐のような前半(ジョージ・アダムスの激烈ブローが炸裂)の後、[4]の冒頭に現れる緩やかなベースの音。
<Mutima>というタイトルは「見えない力」を意味するのだとか。
崇高な思いを秘めた曲なのでしょうが、本当に「見えない力」に惹かれるような自分がいます(^^;
A/B面での曲調の何れが好みかは聴く人次第ではありますが、何れにもこの人の強力なフォース(力)が漲っています。
収録曲:
1.From Within
2.Voice of the 7th Angel
3.Life Waves
4.Muitma
5.A Feeling
6.Tulsa Black
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