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2008年11月30日

Aretha / Aretha Franklin


リリース:1986年
評価:★★★
コメント:前作<Who's Zoomin' Who?>('85年作)から[Freeway of Love]が大ヒットした事で、'80sに入ってからも(R&Bチャートは別として)ポピュラーチャートでも復権を果たした大御所アレサ・フランクリン。

続いての本作では、当時ワム!解散後のソロ・アーティストとして躍進著しかったジョージ・マイケルとのデュエット[2]が大当たりしました。

Word Up! / CAMEO


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:先ずは本作、キャメオ史上最大のコマーシャル・ヒットとなった[1]を含む最高傑作と言って良いかと思います。

'70s後期から活動を続けてきた過程で大所帯に膨れ上がったバンドは、ここでは僅か三人になっています。

2008年11月29日

What Time Is It / The Time


リリース:1982年
評価:★★★
コメント:ミネアポリス発、'80sの「殿下」の活躍は今更言うに及びませんが、その殿下と行動を共にしていたザ・タイムのセカンドアルバム。

'80sソウル/ブラックミュージックに他の類似性を許さないような独立したスタイルを築いた殿下の音楽に共感する方には、その雰囲気を味わうには適した作品かと思います。

Evening Star / Fripp & Eno


リリース:1975年
評価:★★★
コメント:この手の音楽を好んで聴く訳ではないのですが、所謂、環境音楽と言いますかアンビエント・ミュージックと言いますか、そのカテゴリにブライアン・イーノやロバート・フィリップといった名前がある以上、ロックのカテゴリにおいてその名を目にした事がある私としては「聴いておいた方がいいかなぁ」位の気持ち、というのが正直な所です。

2008年11月24日

She Was Only a Grocer's Daughter(邦題:オンリー・ア・グローサーズ・ドーター)/ Blow Monkeys


リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:個人的な音楽志向では、同時代のブリティッシュものは全くと言って良いほどアウト・オブ・眼中でした。

故に、'80s初期~中期までのブリティッシュ・インヴェージョンを境に英国音楽の流行や影響力のようなものは殆ど知り得ていません。

2008年11月21日

What Cha' Gonna Do for Me / Chaka Khan


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:こういう作品を聴くと、当の本人チャカ・カーンのタレント、バックミュージシャンのスキル、プロデューサー(アリフ・マルディン)のセンスがピタリとかみ合った時の凄さというものを思い知らされます。

The Firm / The Firm


リリース:1985年
評価:★★★
コメント:ZEPP(ジミー・ペイジ)を聴き込むほどのファンでもなく、ポール・ロジャースも名前は知っていながらも取り立てて/意識して聴いた記憶はありませんでした。

2008年11月16日

High Land, Hard Rain / Aztec Camera


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:多分、リアルタイムでこのバンド、アズテック・カメラを聴いていた記憶はありません。

彼らのファーストである本作がリリースされたのが'87年ですから、時代的には大学生になった頃でしょうか。

2008年11月15日

Scarecrow / John Cougar Mellencamp


リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:'82年にマーキュリーに移籍して以降、<American Fool>('82年)、<Uh-Hun>('83年)と、立て続けにヒット作をリリースしたジョン・クーガー・メレンキャンプ。

'85年にリリースされた本作でも、その骨太なロックンロールは健在です。

Between The Line(邦題:愛の回想録)/ Janis Ian


アルバム名
アーティスト
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'70s中期からの女性SSWとしてその名を知らしめたジャニス・イアン。

大ヒットした[2]に引っ張られる形でアルバム・チャート#1をも射止めた彼女のセカンドアルバム。

2008年11月9日

Young, Gifted and Black / Aretha Franklin

リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:女王アレサ・フランクリンの'72年リリース作品です。

A.フランクリンのベスト・パフォーマンスとなると、'70s初期作品を挙げる方が多いかと思いますが、<Amazing Grace>程にゴスペル色を前面に出すモノでもなく、<Aretha Live at Fillmore West>程の熱気ムンムンでもない、所謂、ちょいどいい湯加減のA.フランクリンの良さ(ソウル、R&B、ポップス)を味わうにはいい作品なのではないかと思います。

Pictures For Pleasure / Charlie Sexton


リリース:1985年
評価:★★★
コメント:生まれが'68年、本作のリリースが'85年。

単純な引き算だと、17歳で本作をリリースした勘定になります。

無論、もっと幼くしてショウ・ビズの世界にデビューする例は多々あるのでしょうが、本作でしっかりと実績を作ってしまった点は素直に認めるべき点かと思います。

Nick of Time / Bonnie Raitt


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:長年所属してきたワーナーレーベルを離れ(と言うか解雇に近い?)、キャピタルに移っての第一作目にして大当たりした作品。

ボニー・レイエットの立ち位置そのものはそれ程大きく変わった訳でもなく、R&Bテイストがあるロック、といった感触ではあるのですが、

Thoughts / David T. Walker


リリース:2008年
評価:★★★
コメント:カムバックという言葉では断じてありません。
何故なら、デイヴィッド・T.ウォーカーその人は、絶え間なく活動してきた人だから。

2008年11月8日

The Rise of Atlantis / Carter Jefferson


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:カーター・ジェファーソン(ts、ss)がどの様なプレーヤーなのか知る事もなく、某ジャズ本に掲載されていた本作を入手したのは数年前でしょうか。

そのジャズ本がスピリチュアル・ジャズ系を紹介するものだった点、時同じくしてファロア・サンダース辺りにハマっていた事もあり、即入手したのを覚えています。

Best of Best 1973-1976 (ODE Years) / David T. Walker


リリース:2008年
評価:★★★★
コメント:ここ数年来、デヴィッド・T・ウォーカー(愛称:デヴィ爺)の周りがやたらと賑やかです。

昨年('07年)にはとうとう単独公演の模様がDVD化される等、67歳にして今なお誰も到達できない領域をひたすら突き進んでいるこの名プレーヤ

2008年11月5日

Mosaic / Wang Chung


リリース:1986年
評価:★★★
コメント:多くの方もそうだろう(と、勝手に)思っておりますが、本作に収録された[1]、[5]の大ヒット、加えて[2]もスマッシュ・ヒットしました、だけを聴いて、Wang Chungを通過したのではないでしょうか?

2008年11月3日

Shooting Rubberbands At The Stars(邦題:星に輪ゴムを)/ Edie Brickell & New Bohemians


リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:ひょんな事から小さなバンドでvo(&曲作り)をすることになったエディ・ブリュッケル。

Sound Travels / Nathan Haines


リリース:2001年
評価:★★★
コメント:'01年にリリースされたSax奏者ネイザン・ハインズの作品。

カテゴリ的にはクラブ・ジャズ(これも、ある意味、曖昧ではありますが)の範疇なのでしょうが、特徴と言えば電気的(≒打ち込み)な部分と生楽器のパートとの適度なブレンドと、時に深く、煌き、揺らめくようなメロディーの妙、かと思います。

The Best of Oingo Boingo / Oingo Boingo


リリース:2002年
評価:★★★
コメント:今や、娯楽映画の音楽担当として不動の地位を築いた感のあるダニー・エルフマン。

本作は彼が在籍・活躍していた事でも知られるオインゴ・ボインゴのお手軽ベスト盤。

2008年11月2日

The Gregg Allman Tour / Gregg Allman

リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:兄、デュアン・オールマンの死を乗り越えて完成させた<Brothers and Sisters>('73年)で、オールマン・ブラザーズ・バンドの支柱(言うまでも無く、もう一本の支柱はディッキー・ベッツ)になったグレッグ・オールマン。

2008年11月1日

The Broadway Album(邦題:追憶のブロードウェイ)/ Barbra Streisand


アルバム名:The Broadway Album
アーティスト
リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:アルバム・タイトルから想像されるように、バーブラ・ストライザンドが古巣のブロードウェイへの想いを込めて作成された本作は、所謂、ミュージカル挿入歌で彩られた明るく、楽しく、ムーディーな・・・要は非常にエンターテイメント性の高い作品になっています。

Rhythm Nation 1814 / Janet Jackson


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:前作<Control>の大ヒットから約3年、やはりプロデュースにはジャム&ルイスを据えたジャネット・ジャクソンの'89年作。

'80sから'90sへの移り変わり際、ミュージック・シーンも爛熟期に差し掛かってきた中で、前作での方向性に加え、全体的に途切れる事なく流れて行くような構成(曲の配置)とアダルトな雰囲気を入れた本作からは、