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2003年12月31日

Friendship / Lee Ritenour


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:リー・リトナーのGrp.となると、やはり、と云うかどうしてもジェントル・ソウツが思い浮かびます。

が、そこにあるイメージはL.A.風のご機嫌なフュージョンサウンドと形容されてしまうものでしょう。

Planet End / Larry Coryell


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ラリー・コリエル氏が率いる11th Houseによる'75年の快作。

もちろん、全編を通じていわゆるジャズロック、クロスオーバー的な音が溢れています。

2003年12月28日

Street Dreams / Lyle Mays


リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:パット・メセニーも殆どと言っていい程聴き込んでいない小生が、何ゆえライル・メイズに手を出すのか?まぁ、自分でも確たる理由がある訳ではないのですが。

2003年12月27日

Guitar Workshop Complete Works / V.A

リリース:1996年
評価:★★★
コメント:元々がコンピアルバムなので、これは買う側の判断や意思の問題ではあるのですが、この作品についてはかなり評価は難しいですね。

Significant Gains(邦題:処女航海)/ Greg Phillinganes


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:どこで最初にこの人=グレッグ・フィリンゲインツの名前を見かけたのかちょっと気になっていたのですが、ライナーを読んで「あぁ・・・」と思い至りました。

スティーヴィー・ワンダーの'70s中後期作品群でした。

2003年12月22日

Deep Pocket / Herbie Mann

リリース:1992年
評価:★★★★
コメント:御大ハービー・マンの'92年リリース作。

収められている各曲のタイトルをご覧頂けば、どのような作品かご想像できるかと思います。

Electric Guitarist / John McLaughlin


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:正直言いまして、マハヴィシュヌ・オーケストラの<Birds of Fire>を聴いた時点で「私にはマクラフリンは合わないなぁ・・・」と思ってしまって以来、J.マクラフリンからは遠ざかってしまいました。

今思えば、マクラフリン本人云々ではなく、マハヴィシュヌ・オーケストラが採ったスタイルというか、音楽性が・・・ということなのでしょう。

2003年12月15日

What's Going On / Johnny "Hammond" Smith


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:永らく名門プレステッジで活躍したジョニー・ハモンド・スミスが同レーベルに残した最後の盤です。

結構CD化を待ち望まれていた方も多いとか・・・

2003年12月14日

Two Amigos / Dave Valentine


リリース:1990年
評価:★★★
コメント:言わずもがなのフルート・マスター、ハービー・マン。

そして、栄光ある?GRP一期生として有名な、これまたフルート・ガイ、デイヴ・ヴァレンタイン。

恐らくは、D.ヴァレンタインにとってのH.マンはアイドル以上の何者でもないのではないでしょうか?

2003年12月11日

Don't forget R.Tee! Never!


アルバム名:Made in America
アーティスト:Stuff
リリース:1994年
評価:★★★★
コメント:'93年に早すぎる生涯を閉じたリチャード・ティーへの想い出を詰め込んだ、仲間達(即ち、Stuffのメンバー)からの贈り物です。

殆どがStuffおよびR.ティー作品で占められているという点では、楽曲的に目新しさはありません。

2003年12月8日

Sunlight / Herbie Hancock


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:<Head Hunters>は間違いなくジャズ・ファンクの路線を明示化した傑作とは思います。

そして、それ以降、ストレートなジャズ(V.S.O.Pとか、チック・コリアとのデュオ作品とか)もやりつつ、このファンク路線を続けてくれたことに感謝します (^^;

2003年12月2日

Street Lady / Donald Byrd


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:前作<Black Byrd>('72年)はジャズファンクものの古典としても有名ですが、これに続く本作もMizell Bros.のアレンジ&プロデュースを受け、BLUE NOTEに残した一連のジャズファンク色の強いドナルド・バード作品としかなり楽しめます。

2003年12月1日

Musicmagic / Return To Forever


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:RTF 2期‐3期で表出したハード・ロック的アプローチは、デビュー作<Return To Forever>に心酔したファンにはかなり衝撃的だったのではないでしょうか。

2003年11月30日

Sketches of Coryell / Larry Coryell


リリース:1996年
評価:★★★
コメント:内容的には、CTIレーベルに残したアルバムに近しいポップな感覚で仕上げられた作品です。

[1]でのロドリゴ作品もそうですが、如何なクラシカル作品でもかなりすんなりと耳に響いてきます。

2003年11月26日

From All Sides / Hiram Bullock


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:ハイラム・ブロックのソロ第二弾作品です。

[1]の軽やかなカッティングからして、アルバム全体の良さを感じさせてくれます。

いやー、やはり勢いがあります。

2003年11月21日

Cycles / Bob Berg


リリース:1992年
評価:★★★★
コメント:(マイルス・デイビスのバンドに居た時の音は未聴なのですが)熱く吹きまくるというスタイルではなし、かと言って、クールに決める訳でもない。

「では、何がいいのか?」と問われれば、「情景を描ける音」と「コンポーザーとしての才」というのが個人的な解です。

2003年11月17日

Love, Fantasy / Alphonse Mouzon


リリース:1987年
評価:★★★
コメント:'80s後期のフュージョン(というか、スムースジャズか・・・)を見ると、やはりケニーGの奮闘が光っていますね。

[Songbird]がメインストリーム/ポップチャートで善戦した時には、ちょっとビックリしたものです。

2003年11月16日

Count's Rock Band / The Lord's Prayer / Steve Marcus


リリース:1969年 / 1969年
評価:★★★
コメント:スティーヴ・マーカスのセカンド&サードリーダー作を2イン1にカップリングしたお買い得盤です。

セカンド&サードともジャズ・ロックの色を濃くだしており、個人的にはとても気に入っています。

2003年11月11日

Gadd About / Steve Gadd


リリース:1986年
評価:★★★
コメント:まだまだ現役でジャズ/ロック/フュージョン etc..と広大なフィールドをまたにかけて活躍中のスティーヴ・ガッド氏。

かなり芸暦は長いのに、ソロ名義のアルバムとなると(今のところ)本作だけ。

2003年11月8日

Minh / Chris Minh Doky


リリース:1998年
評価:★★★★
コメント:知らない人はまだまだ居るもので、クリス・ミー・ドーキーというこのベースプレヤーも人から言われるまでは全く知りませんでした。

本作は(日本では)デビュー盤として扱われているモノですが、自身の作としては6作目だとのこと。

2003年11月3日

The Best of Doug Carn / Doug Carn


リリース:1996年
評価:★★★★
コメント:バップ的なノリというか熱さも感じさせつつ、メロディラインやキーボードの音色、ヴォーカルのジーン・カーン(奥様?)の歌声など、スピリチュアル一時代の旗手として活躍したダグ・カーンを満遍なく楽しめる1枚です。

あまり見識がないのでどのように表現していいのか難しいところですが、R.T.F初期のような感じから、明るさをまず排除 (^^;

2003年11月2日

Masterjam / Rufus & Chaka Khan


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:リリースこそ'79年ですが、本作に施されている(ストリングおよびホーン)アレンジ、ベースラインといった全ての感触がなんとも'80sブラ・コン(ブラックコンテンポラリー)の流行を先取りしている点が最大の魅力といっていいのではないかと思います。

クインシー・ジョーンズのプロデュースですものね(^^;

Standard Influence / John Tropea


リリース:2004年
評価:★★★★
コメント:前作<Something Old, New, Borrowed and Blues>('99年)からの音楽的変化という点では、よりジャズに傾倒しているという点でしょうか。

アルバムタイトルからも読み取れますが、所謂、「ジャズのスタンダードもの」を上手くジョン・トロペイ流に料理してくれています。

2003年10月31日

Short Trip to Space(邦題:宇宙楽園)/ John Tropea


リリース:1977年
評価:★★★
コメント:時代的は、フュージョン花盛りの'77年。

ここでは東海岸のセッション・プレーヤーが大挙してアルバムを華やかにしています。

ホストのジョン・トロペイは言うまでもなく、ドラムにはスティーヴ・ガッドとリック・マロッタ、ベースのウィル・リーにキーボードにはドン・グロルニック。

2003年10月20日

Soulful Strut / Grover Washington, Jr.


リリース:1996年
評価:★★★★
コメント:<Mister magic>('74年)、<Feels So Good>('75年)、<A Secret Place>('76年)、<Winelight>('80年)。

今までに聴いたグローバー・ワシントン.Jrの作品ですが、こう見ると'90s以降の作品には全くの手付かずでした。

初期の作品に見られる黒っぽさを売りにしたような音も大好きなのですが、

2003年10月13日

Funky Snakefoot / Alphonse Mouzon


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:言われてみれば、アルフォンス・ムザーンもブルーノートで何作か出している時期があったのですね。

とは言え、別段、レーベルの持つカラーみたいなものにエクスキューズすることなく(^^;、強力なドラムを炸裂させているところは流石です。

Free As The Wind(邦題:旋風に舞う)/ Crusaders


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:ウェイン・ヘンダーソンが抜け、ラリー・カールトンも本作限りで離脱・・・とクルセイダーズが新たな局面を迎えたマイルストン的作品かと。

2003年10月12日

The Cat / Jimmy Smith


リリース:1964年
評価:★★★
コメント:ジミー・スミスという人にも、オルガンジャズという分野にも然程明るい訳ではありませんが、物の本で「手っ取り早くファンキーなオルガンジャズが知りたければ・・・」といった解説があったので、手を出してみました。

Nexus / Gene Harris


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ジーン・ハリス(p、key)の'75年作品。

う~ん、好きですね、この感じ(^^;

前作<Astral Signal>もジャズ・ファンクものの隠れ?名盤だと思うのですが、本作ではプロデュース/アレンジ全面にジェリー・ピーターズが参加。

2003年10月11日

Live in Tokyo / Steps Ahead


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:タイトル通り、'86年の東京でのライブ音源です。

映像のリリースが先行して、後から音だけの盤(即ちCD)がリリースされたようです。

2003年10月3日

Castro Marin / Paco De Lucia


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:ジョン・マクラフリン、ラリー・コリエル、そしてパコ・デ・ルシアのギタートリオが来日公演を果たした'80年。

そのライブ直後に日本で録音されたのが本作です。

2003年10月1日

Memory Lane / Chuck Loeb


リリース:1996年
評価:★★★
コメント:実は、本作の前後に聴いたビル・エヴァンス(あ、因みにジャズピアニストのその方ではなく、ジャズサックスプレーヤーの・・・です。後期マイルスのバンドにもいたように思います)の作品にこのチャック・ローブのクレジットがあったので、特に調べもなく入手しました。

Let the Juice Loose / Bill Evans


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:こちらは、サックス・プレーヤーの方のビル・エヴァンスの'89年のライブです。

B.エヴァンスのプレーというと、個人的にはマイルス・デイヴィスバンドでのそれは知らず、寧ろ、Elements(マーク・イーガンとダン・ゴットリブの双頭バンド)でのプレーを知っていたのみでした。

2003年9月28日

Bob's Diner / Bob's Diner


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:正直、リーダー格のボブ・スミス(tb)については殆ど何も知りません。

ジャケ買いの最たるものです (^^;

ただ、この人がボブ・ミンツァーのレコーディングに参加しており、その際にプロデューサーだか誰だかの目に留まりデビューの運びになったらしいということだけです。

2003年9月27日

Surprise Surprise / Mezzoforte


リリース:1982年
評価:★★★
コメント:時代的にはシャカタク、レベル42などのUK発「ジャズファンク」モノが脚光を浴びた時代。

そんな中、UKではないところ(アイスランド出身)から飛び出てきたという珍しさも加わってヒットしたメゾフォルテの事実上のデビュー作ですね(レコーディング自体は'82年)。

Urbanator / Urbanator


リリース:1994年
評価:★★★★
コメント:非常に実験的というか、ジャズやフュージョンの将来におけるひとつの方向性(可能性)を示唆する面白いバンドです。

バンド名の一部となっているリーダー格のマイケル・アルバニアクその人については、ラリー・コリエルとのコラボレーション作<A Quiet Day in Spring>で知っていた人なのですが、その後こんな音を作っていたとは、ちょっと驚きでした。

2003年9月22日

Just Outside of Town / Mandrill


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ラテン、アフリカン、ブルースといった要素をかき混ぜて作り上げらたようなハッピーな(?)ファンク・グループ、マンドリルのオリジナル4作目です。

結構、レア・ファンク(そんな言葉があるのか知りませんが、'70s初期辺りのアーリー・ファンクを指して使っています (^^;)モノの再発が盛んなようで、これをもそんな中から見つけてきた1枚です。

2003年9月21日

Live: Flight Time / Billy Cobham


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:ビリー・コブハムのカルテットが'80年に行ったヨーロッパ・ツアーでのライブ録音です。

'70s中後期辺りのB.コブハムサウンドがお気に入りの方には「うってつけ」だと思います。

2003年9月20日

A Funky Thide of Things / Billy Cobham


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ビリー・コブハム御大の'75年作品。

正直、'90s以降最近の氏の作品は今ひとつ勢いというか、豪快さ、ファンキーさといった面では物足りなさのようなものを感じて殆ど手を出さずにいるのですが、本作は個人的には本当にグッドな作品。

2003年9月16日

Tropico / Gato Barbieri


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:ガトー・バルビエリの'70s後期の作品です。

個人的にはアルバム<Euphoria>しか聴いていなかったので、なんとも面白いサックス奏者だなぁと思っていたのですが、本作はノッケの[1]からまったく違った印象を与えてくれます。

2003年9月8日

The Clarke/Duke Project Vol.1 / Clarke/Duke Project


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:既に説明不要の怪物2人が真正面からポップサウンドに切り込んだ'81年リリースの良作です。

多分、[3]で聴けるジョージ・ディークのファルセットにやられた人も多かったんじゃないでしょうか。

2003年9月3日

Young Django / Stephan Grappelli


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:ステファン・グラッペリ翁の作品を聴くのは初めてです。

当初、ラリー・コリエルやフィリップ・カテリーンという(個人的に敬愛する)ギタリスト2人が共演していることに重きを置いて購入しました。

2003年8月30日

Out Back / Joe Farrell


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:御大エリヴィン・ジョーンズのリズムを要に、チック・コリア、アイルト・モレイラらのサポートを受けて創られた堂々のジョー・ファレル代表作。

2003年8月27日

Love Approach / Tom Browne


リリース:1979年
評価:★★★
コメント:よく歌うトランペットも魅力なのですが、やはり[1]でしょう(^^;

往年のディスコサウンドなんですが、流石にR&Bチャートでトップを取っただけのことはあります(M.ミラーのベースもご機嫌)。

2003年8月26日

Layers / Les McCann


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ニューソウルの旗手として名を挙げられることが多いレス・マッキャンですが、無論、その形容が間違っているとは思いません。

2003年8月25日

Domino / Rahsaan Roland Kirk


リリース:1962年
評価:★★★
コメント:どーしてローランド・カークなのか、どーして<Domino>なのか、と言えば、やはり名盤とか定番と呼ばれる類の作品だから、各種雑誌や書籍のにそのように紹介されているから・・・となります。

2003年8月16日

Shining Hour / Larry Coryell


リリース:1988年
評価:★★★
コメント:11th House解散後はどちらかと言えばアコースティックなギターアルバムが多かったようですが、本作ではエレクトリック(といっても派手な音では無く、所謂、ジャズギター的な音)でまとめています。

2003年8月15日

Guitar Tribute to the Beatles: Come Together / V.A


リリース:1993年
評価:★★★
コメント:1)マイク・マイニエリのプロデュースであり、2)知っているギタリストが多数参加している、という2つの理由から購入した訳ですが・・・

1)ビートルズ曲は(有名なもの以外)知らない、2)あまり各ギタリストの個性みたいな部分が出ていないよう思う、というこれまた2つの理由で、±0(プラマイゼロ)です(^^;

Mind Transplant / Alphonse Mouzon


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:ジャズ・ロックとかクロス・オーバーとかって言われる音が結構好きなのです。

で、ドラマーとしてその分野を引っ張って行った立役者はビリー・コブハムと、このアルフォンス・ムザーンだと思うのです。

A Genuine Tong Funeral(邦題:葬送)/ Gary Burton & Carla Bley


リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:<葬送>の邦題が示すとおり、お葬式(ん?何とか監督の映画にもあったようなタイトルですね)をモティーフにしたカーラ・ブレイ流の叙事詩ということでしょうか。