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2004年1月31日

Stuff It / Stuff


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:Stuffの3作目です。

出だしから「ギョッ!」と驚くのは、これまでの作品ではあまり感じられなかった[1]や[2]での「底抜けハッピー」な感じの曲が立て続けに連発されていることでしょうか。

2004年1月30日

Guitars on Fire / V.A


アルバム名
アーティスト
リリース:1996年
評価:★★★
コメント:デヴィッド・マシューズ御大は集めも集めたり、ギターだけで13人!

まぁ、よくもこれだけ集めましたね。

The Survivor / Alphonse Mouzon


リリース:1992年
評価:★★★
コメント:'80sから作風が典型的なウエストコースト・フュージョン("からり爽やか系")になり、そこにディスコチックなテイストを入れるなど、リスナーへの受けは随分と向上したものと思います。

時代が進み、本作は、もうフュージョンというニュアンスよりもスムースジャズ的な色合いが濃くなっています。

Distant Lover / Alphonse Mouzon


リリース:1982年
評価:★★★
コメント:ブラック・コンテンポラリー/ダンサブルな曲をズラリと並べたアルフォンス・ムザーンの'82年作品。

単にドラムだけでなく、ボーカルやシンセ、ピアノなども彼のプレーによるもので、なかなかマルチなところを見せてくれます。

2004年1月28日

Rhythm Stories / Bobby Lyle


リリース:1994年
評価:★★★★
コメント:多分、この人はもっと才を発揮できる人なのじゃないでしょうか?

別に、本作が「手を抜いた」作品だとか「クオリティが低い」作品だとか言っている訳ではありません。

2004年1月27日

Heads Up / Stone Alliance

リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:ギターやサックス、ベースやキーボードに注目して作品を聴くことは多いのですが、リズム楽器となると精々ドラム(ドラマー)に注目するのが精一杯でした。

が、ラルフ・マクドナルドやポウリーニョ・ダ・コスタ等のパーカッションの妙を知るに連れ、リズム楽器にも幅や音色が多様に存在することを改めて知らされました。

Crawl Space / Art Farmer


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:アート・ファーマーがCTIに残したフュージョン色の強い一枚。

無論、ジャズファンの多くはCTI(≒フュージョン?)に走ったジャズアーティストに対しては、あまり好意的に捉えていない場合が多いと聞きますが、如何せん、私にとってはそれらジャズ系ビッグネームとフュージョン系ビッグネームが仲良く作品を創ってくれるだけでも充分うれしい事でして(^^;

2004年1月26日

Foxy Lady: A Tribute to Hendrix / Dr. Lonnie Smith


リリース:1994年
評価:★★★
コメント:トリオの中心であるL.スミスについては、以前に1枚だけ作品を聴いたことがあるのですが、それ以上は殆どなにも知らないのです。

ただ、ジョン・アバークロンビー(g)を含む「トリオ編成」で「ジミヘン」を演(や)っている・・・という事に対する興味に食指が動いたと言うのが正直なところです。

2004年1月24日

Key West Sunset / Steve Bailey


リリース:1992年
評価:★★★★
コメント:巧みなベースさばき、特にフレットレスベースを操る技術にかけては他に類を見ない(と個人的には思う)スティーヴ・ベイリーのソロ第一弾作品。

スコット・ヘンダーソン、ラリー・カールトン、ラス・フリーマンなど、ギター陣も強力です。

Evolution / Steve Bailey


リリース:1994年
評価:★★★★
コメント:小生の狭い見識内では、現役のベーシストとしてフレットレスを持たせたら彼に並ぶプレーヤーは殆ど居ないように思います。

そんなスティーヴ・ベイリーのソロ第二弾。

前作でも堂々としたベースプレーを聴かせてくれましたが、今作での特徴は楽曲的な幅の広がりという点にあると思います。

New York Connection / Tom Scott


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'70sフュージョン創生期からシーンを牽引していたトム・スコット。

L.A.エクスプレスを率いての活躍も然ることながら、そのL.A.ではなく、N.Y.を舞台に選んでのソロ作品。

2004年1月21日

La Cuna / Ray Barretto


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:何の変哲もないジャケット。

そこに刷られているプレーヤー名を見て入手した次第ですので、ホストであるレイ・バレットについては無知の状態で聴いたのですが・・・

2004年1月18日

Aspects / The Eleventh House feat. Larry Coryell


リリース:1976年
評価:★★★★★
コメント:十分すぎるほどのロックテイストを入れ込みつつ、ソロパートの刺激にはジャズテイストが味わえる、まさにジャズロックというフレーズがぴったりのイレブンス・ハウス名義による5作目です。

[1]のギター・イントロを聴けば、否が応でもアルバムへの期待が高まりませんか?

Lights on Broadway / Barry Finnerty


リリース:1985年
評価:★★★
コメント:ビリー・コブハムやブレッカー・ブラザーズの作品を始め、ストレートでありながら妙に印象に残るプレーを聴かせてくれるギタリスト、バリー・フィナティーのソロ2作目。

2004年1月17日

Love Notes / Ramsey Lewis


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:ファンキー・グルーヴ・マスター、ラムゼイ・ルイスの'77年作品。

どういう訳か本作の前後には<Sun Goddess>、<Salongo>、<Tequila Mockingbird>などの有名作が並んでしまっている為か、本作はちょっと影が薄いようにも思われます。

Free Smile / Warren Bernhardt


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:アリスタ・オールスターズによる'78年のライヴ<Blue Montreux 1>、同<>で、バンドのキー・パーソンであったマイク・マイニエリと、同じくキーボード担当だったウォーレン・バーンハートが、同ライヴで別バンド(デュオ)としてレコーディングしたのが本作。

Manhattan Update / Warren Bernhardt


リリース:1980年
評価:★★★★★
コメント:個人的には、ドン・グロルニックと共に大好きなkey奏者の一人であるウォーレン・バーンハートのイチオシ名盤。

Benson Farrell / George Benson & Joe Farrell


リリース:1976年
評価:★★★
コメント:ジョージ・ベンソンが大ヒット作となった<Breezin'>を出したのが'76年辺りですが、同時期に古巣のCTIレーベルでジョー・ファレルとのコラボレーション作としてレコーディングされたのが本作。

2004年1月16日

Here / Dean Brown


リリース:2001年
評価:★★★★★
コメント:何やらハード・ロック然としたジャケットに惹かれたのですが、中身はかなりいかしたフュージョン・アルバムです。

これがディーン・ブラウン(g)の初リーダー作なのですが、その時すでに四十路近くだったのではなかったでしょうか(まぁ、年齢などどうと云うことはありませんが)。

Street Life / Crusaders


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:言わずもがなですが、クルセイダーズ名盤の1つ。

艶っぽいウィルトン・フェルダーのsaxから始まり、ランディ・クロフォードの多少抑え気味ながらも十分にノッてる[1]が最大の目玉です。

2004年1月14日

Outbound / Stuart Hamm



リリース:2000年
評価:★★★★
コメント:超絶技巧派ベースプレーヤーの最高峰に位置する一人、スチュワート・ハムの2000年リリース作品です。

ハードロック調の[1]、[3]に代表される火の出るようなプレーは正に圧巻。

2004年1月12日

Beyond Words / Mark Egan


リリース:1991年
評価:★★★★
コメント:マーク・イーガン(b)のソロ名義による'91年作品。

パット・メセニーのグループでの盟友、ダン・ゴッドリーブとの双頭バンド、エレメンツでの活躍でも気を吐いていましたが、ソロ名義ということで、よりM.イーガン色が前に出されているようです。

2 / Urbanator


リリース:1996年
評価:★★★
コメント:マイケル・ウルバニアク率いるアーバネイターの2作目です。

基本路線は1作目同様に、ハイブリッド・ジャズ(ここでは、ヒップ・ホップやラップといったブラック・ミュージックとの掛け合わせ)とも言うべきサウンドを根本に据え、ソロまわしなどはやはりジャズのフレーバーを入れた作品になっています。

Wouldn't It Be Nice: A Jazz Portrait of Brian Wilson / V.A


リリース:1997年
評価:★★★
コメント:タイトル通り、ビーチ・ボーイズのキーパーソンであったブライアン・ウィルソンに対するトリビュート作品です。

先ずは、このプロジェクトに賛同し演じているアーティストの数(言わずもがな、その質)に驚きます。

From My Heart / David T. Walker


リリース:1993年
評価:★★★★
コメント:小洒落たロックンロール調の[1]で幕を開けるデヴィッド.T.ウォーカーの'93年作品。

殊、ソロ作品についてはいい意味でいつでも安心して聴くことができるアーティストの1人ですね。

Heads / Bob James


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:ボス・ジェームスが自己レーベル「タッパンジー」を興し、その第1作となった事でも知られる本作。

既にアレンジセンス、作曲センスも認められた存在であり、この後、東海岸フュージョンにおける顔役的なポジションに行き着くまでに時間はかからなかったですね。

2004年1月11日

Memory Serves / Material

リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:「音楽を楽しむには、それなりの耳を養わないといけない」というのが知人の言なのですが、本作における私自身がまさにそれ。何をどう捉えてよいのやら見当がつきません。

Way Kool / Hiram Bullock


リリース:1991年
評価:★★★★
コメント:ファンキー・ギター職人、ハイラム・ブロックの'91年作。

やはり、ファンキーに、ぶっとく、歌心のあるギタープレーのセンスにかけては右に出る者ナシといえます。

2004年1月9日

Donald Byrd and 125th St, NYC / Donald Byrd


リリース:1981年
評価:★★★
コメント:ドナルド・バード'81年録音作品。

歌ものとインストものをほぼ半々に配した形で構成されています。インストものは、柔らかくも澄んだD.バードのトランペットが満喫できます。

2004年1月7日

Gadd Gang / Gadd Gang


リリース:1986年
評価:★★★★★
コメント:スティーヴ・ガッド先生の周りに気心の知れた面子が集う形での「Gadd Gang」名義による初作。

keyのリチャード・ティーとgのコーネル・デュプリーは言わずと知れたStuff仲間。

2004年1月5日

Caricatures / Donald Byrd


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:ドナルド・バードがBLUE NOTEに残した最後の作品です。

ということは、数作前から続いていたMizell Bros.プロデュースによる一連のグルーヴ&メロウな路線もひとまずは聴き納めということですね。

2004年1月3日

What It Is / Dave Liebman


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:一般的にコルトレーン色の強いサックス奏者と言われているらしいデイヴ・リーブマンその人ですが、個人的にはこのリーダー作で聴いたのが初めてでした。

マイルス・デイビスやエルヴィン・ジョーンズといった大物グループでもプレーしていたそうですね。

2004年1月2日

Rainey Walker Band / Chuck Rainey & David.T Walker

リリース:1994年
評価:★★★★★
コメント:カバー、オリジナル(チャック・レイニー作)を含め、本作に収録されている何れもが非常にセンスのよい作品です。

今更この作品の主役であるご両人を紹介するまでもないでしょうが、流石に「巧い!」です。