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2007年1月28日

Infinity / Journey


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:'77年作のアルバム<Next>は初期ジャーニーとしての最後の踏ん張りを効かせた作品ではありましたが、商業的な伸び悩みと明確化できない作風といった点では、やはり充分にリスナーに訴求できた作品では無いようでした。

Outlandos d'Amour / Polics


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:ギター、ベース、ドラムスという最小編成によるロック・バンドと聞くと、スカスカのストリート・バンドか大音量で鳴らしまくるハード・ロックか・・・

2007年1月27日

Best Stuff / Stuff


リリース:1981年
評価:★★★
コメント:本作は彼らのファーストアルバムである<Stuff>から<More Stuff>、<Live Stuff>、<Stuff It>、<Live in New York>までの5作品からピックアップされた9曲+1曲から構成されています。

2007年1月24日

Where Have I Known You Before(邦題:銀河の輝映)/ Return To Forever


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:いわゆる「リターン・トゥ・フォーエヴァー」シリーズと言うか、グループ名というか、での第4作目。

前作で急激にそのスタイルをハードなエレクトリック・サウンドへシフトさせたのは周知のところですが、本作より、いよいよギター・キッズの憧れ、フュージョン・ギター界のカリスマ、となるアル・ディ・メオラが参戦します。

2007年1月23日

Wild Horse Rock Steady / Johnny "Hammond" Smith


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ジャズ・オルガニストとしての顔で語られるのが当人の本望なのかも知れませんが、個人的には'70s中期から暫くの間にリリースされた諸作(そしてその感触)が一番肌に合うように思っています。

2007年1月21日

Live in Japan / Material


リリース:1993年
評価:★★★★
コメント:ビル・ラズウェル率いるマテリアルの'92年の来日ライブから編集された作品。

個人的には、この時点ではジンジャー・ベイカー(ds)、バニー・ウォーレル(org、key)の二人がジョインしていたという、まさに一点買いの極みです(^^;

Spice of Life / Marlena Shaw


リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:ジャズ/ソウル/R&B etc..とヴァーサタイルなスタイルでの強みを持つ歌姫、マリーナ・ショウの'69年作品。

レーベルのカラーやスタイルからすれば確かにジャズのコンテキストになるのでしょうが、これが一筋縄では行かない(^^;イカした内容になっています。

Vanilla Fudge(邦題:キープ・ミー・ハンギング・オン)/ Vanilla Fudge


リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:'60s末、サイケデリック・ロックとかアート・ロックと形容される一群にあって、ヒット曲を持っているだけに留まらず、その後のメンバーの活躍などもロックの語り草になっているヴァニラ・ファッジ。

2007年1月17日

Satin Doll / Bobbi Humphrey


リリース:1974年
評価:★★★
コメント:ボビー・ハンフリー(fl)の'71年~'75年におけるブルーノートでの作品群、特にマイゼルBros.プロデュースによる名作<Black And Blues>('73年作)の続編として製作された本作では、前作におけるレア・グルーヴ度は少し抑えられ、声(コーラスや歌)に対する比重が若干増しているように思えます。

2007年1月15日

Don't Stop the Music / Brecker Brothers

リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:'70s東海岸フュージョン・シーンを牽引したブレッカーBros.(ランディー・ブレッカー/tp、マイケル・ブレッカー/ts)の3作目。

2007年1月14日

Return of the Brecker Brothers / Brecker Brothers


リリース:1992年
評価:★★★
コメント:'80年の<Straphangin'>を最後に活動を解散した'70sフュージョンの雄、ブレッカー・ブラザーズ。

12年振りにランディとマイケルがブレッカーBros.として吹き込んだ再結成第一弾が本作。

Fire and Water / Free


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:'60s末にデビューし、'70s初期のブリティッシュ・ブルース・ロックにおけるポジションを不動のものにしたフリー。

ファースト・アルバムに並び代表作として挙げられているのがサード・アルバムである本作。

Caravanserai / Santana


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:'70sロックを語る際には、ほぼ100%の確率で触れられるカルロス・サンタナ(g、vo)。

そのサンタナの名盤中の名盤という事で、更に深堀り・賞賛される4作目。

The Inner Mounting Flame(邦題:内に秘めた炎)/ Mahavishnu Orchestra with John McLaughlin


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:手垢の付いた説明かも知れませんが、マイルス・デイヴィス発、トニー・ウィリアムスを経由することで、ジョン・マクラフリン(g)の内には粗方この Mahavishnu Orchestra の構想は出来上がっていたのでしょう。

2007年1月13日

Live / Donny Hathaway


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、ロバータ・フラック etc.. '70s初頭辺りから起こったニュー・ソウル・ムーヴメントでは、これらアーティスト以外にも多くの有能なアーティストが輩出された訳ですが、ドニー・ハザウェイ(vo、p、el-p、org)も大きく扱われる一人。

Adventures in Radioland / John McLaughlin

リリース:1986年
評価:★★★
コメント:'60s末からその革新的なギター・スタイルで自らの音楽道(その途上にはマイルス・デイビスの姿もありましたね)を歩んできたジョン・マクラフリン。

2007年1月8日

3-D Lifestyles / Greg Osby


リリース:1993年
評価:★★★
コメント:確実に新しいジャズの有り方を示せる能力を持ったアーティストの一人だと思うグレッグ・オズビー(as)の5作目。

2007年1月7日

Tarika Blue / Tarika Blue


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:有能なセッション・プレーヤーでもあるリーダーのフィル・クレンデニン(p、key)を中心に形成されたTarika Blueのファースト('76年-'77年録音)。

2007年1月6日

Twilight Time / Bennie Wallace

リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:ちょっと下世話な喧騒と嬌声。安タバコと安酒の匂い・・・

何と言うか、そんな感じが脳裏に浮かんでしまうベニー・ウォレス(ts)の'85年作品。

Live / Frank Gambale


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:チック・コリア・エレクトリック・バンドへの参加でその名を知られるフランク・ギャンバレ(g)。

Funky Donkey / Luther Thomas & Human Arts Ensemble


リリース:1977年
評価:★★★
コメント:'70sフリー・ジャズ/フリー・ファンクの失われていた1ページが取り戻された・・・なんて書くと大袈裟なのですが(^^; 本作を知るキッカケになったのは、某書籍でルーサー・トーマスのスタイルについて書かれた記事を目にした事に起因します。

Rejoice / Pharoah Sanders


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:'80sになって、それまでの方向性とは少し違った音作りで、純ジャズ・ファン(?)ではなくクラブ・ジャズ派などから高い再評価を受けたファロア・サンダース。

2007年1月5日

The Brecker Brothers / Brecker Brothers


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'99年に初期ブレッカーBros.(ランディ・ブレッカー/tp、マイケル・ブレッカー/ts)の一連の作品がCD化された際には大喜びしましたが、ここに来て更に「廉価」でのCD化・・・

Alligator Bogaloo / Lou Donaldson


リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:未だにと言っては語弊がありますが、間違いなくルー・ドナルドソン(as)の代表作、そして最大のヒット作として名を知られている本作。

The Other Side of the Story / Brandon Fields

リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:タワー・オブ・パワーやリッピントンズにおけるホーン・セクション・メンバとしても活躍したブランドン・フィールズ(as、ts、ss、etc..)のソロ一作目。

2007年1月4日

Louis Armstrong and His Friends / Louis Armstrong


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:ジャズ界を遥かに越えて、米音楽シーンに大きな足跡と実績を残した巨人、ルイ・アームストロング。

その巨人を囲むように数多のビッグスターが参加して録られたL.アームストロング最晩年の作品の1つ。

Turn It Over / Tony Williams Lifetime


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:'70s初頭、ジャズもロックも混沌としたコンテキストの中で次なる道を模索していた頃にあって、トニー・ウィリアムス(ds、vo)がLifetimeを率いてジャズ/ロックの歩み寄りに対する一つの解を示したのが、前作<Emergency!>や本作の位置づけなのではないかと思ったりしています。

On Love / David T. Walker


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:「はぁ~~」出てくるのはため息と心地良い高揚感。

ブラック・ミュージック・ファンの方のみならず、ジャズ/フュージョン系ファン、更にはドリカム・ファンの方も(^^;、兎に角、このギターが無きゃ始まらない。

2007年1月3日

Blown Away / Elements


リリース:1985年
評価:★★★
コメント:マーク・イーガン(b)とダン・ゴッドリーブ(ds)のユニットであるElementsの2作目3作目。

この2名が初期P.メセニー・グループで果たした役割はご承知の所かと思います。

Mo' Rock / Baby Face Willette


リリース:1964年
評価:★★★
コメント:オルガン・ジャズを総じて言える程様々なアーティストを聴き込んでいる訳ではありません。

本作の主人公、ベビー・フェイス・ウィレット(org)については(個人的に)これが初めての入手。

In Pursuit of the 13th Note / Galliano


リリース:1991年
評価:★★★
コメント:う~ん、好んで聴くカテゴリではないと言う部分が障壁となっているのか、はたまた「聴く耳」が育っていない為か、個人的にはコメントするのが難しい作品ではあります。

Michel Colombier feat. Jaco Pastorius / Michel Colombier


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:マイケル・ボーディッガー(synth、p)、マイケル・ブレッカー(ts)、ラリー・カールトン(g)、ピーター・アースキン(ds)、スティーヴ・ガッド(ds)、ハービー・ハンコック(synth、p)、レイ・パーカー,Jr(g)、リー・リトナー(g)、トム・スコット(lyricon)、そしてジャコ・パストリアス(b)。

2007年1月2日

Santana III / Santana


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:前作<Abraxas>('70年作)は、<Caravanserai>('72年作)と共に初期サンタナ作品の傑作として認知されていると思いますが、その両作に挟まれる形の本作も秀作である事に間違いないと思います。

2007年1月1日

The Final Comedown / Grant Green


リリース:1971年
評価:★★★
コメント:実際にはグラント・グリーン(g)が演じている楽曲は半分程という事なので、G.グリーンその人にフォーカスすべき作品ではないとは思います。

Avalon / Roxy Music


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:英国的ロマンティズム、伝説への憧憬、そしてブライアン・フェリー(vo)の美意識といったものが並列的に(明確に)存在しつつ、それを「クサい/ダサい」と思わせないセンス。